こんにちは。
鑑定士の方は連合会(本会)からのメルマガなどで薄々、あるいはハッキリご存知だとは思いますが、今年7月1日から新スキーム事例についての制度改変があります(3/19の理事会で承認されたので、正式にGO!です)。
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きたやんは大阪士協会の資料安全活用委員長だったり、連合会(本会)の情報安全活用委員だったりするので、このことについて色んな人に質問されたりします。わかる範囲でお答えしてはいますが、様々な人や委員会(その下の小委員会)が絡み日々情報が変わっていっているので全部把握しているわけではありません。
そんなわけで、自分用の備忘録と、疑問点の整理という意味で、知っていることを少しずつ書いていこうかなーと思っています。
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注)きたやん個人の認識と解釈に基づくものであって、連合会(本会)に正式に確認を取って掲載しているわけではありません。誤解や情報の古いものもあるかもしれません。ご了承ください。
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まずは事例閲覧の概略(日常フロー)
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1)大阪の個人事務所(鑑定士1人・補助者1人)の事例閲覧はこれからどーなる!?
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①事務所種別の決定
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年度はじめに、「今年度は大阪府下の仕事しかしない!身近なとこからコツコツと!」と決意した場合、52,500円を連合会に払う。(「いやいや、がんばって兵庫や和歌山や東京の仕事もするぜ!」と思っていたら84,000円を払う。)
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②仕事が来たので、事例を閲覧するのだ!
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■協会に行くのがめんどくさいから事務所のパソコンのREA-Jireiで事例閲覧。
・大阪府下の事例はいままで通り見られる。
・大阪以外の事例は見られない。
・事例代は公示評価人は1件525円、評価人以外は1575円。
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■ついでもあるし、大阪府不動産鑑定士協会へ行って閲覧しようかな~
・入口で本人確認があります。補助者の事例閲覧は禁止されたので、入れません。
・紙での閲覧はできなくなっていた!!ペロペロめくりながらの昔ながらの閲覧
は禁止になりました。長年培った、高速紙めくりの技は封印です。無念・・・
設置されたパソコンでの閲覧に限定されます。
・大阪以外の事例は見られない。
・事例代は公示評価人は1件525円、評価人以外は1575円。
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③閲覧し終わったら、「履歴管理票」を印刷。これを鑑定書に添付しなければなりません。
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・誰が、どの事例を、どの鑑定書用に閲覧したかを管理するものです。
閲覧事例ごとにログ番号がつくので、他への転用・流用はできません。
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④9月頃、予想外に北海道の仕事を引き受けてしまった。
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→固定閲覧料5万円と8万円の差額である3万円を支払う。
→北海道士協会事務局へ赴き、備付パソコンのREA-Jireiで事例閲覧。
・入室料はいりません。
・もちろん北海道の事例しか見られません。
・所属士協会(大阪)以外の事例なので、公示評価人か否かを問わず一律1575円
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⑤半年ごとに、閲覧料の請求書が業者宛てに来ます。
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(きたやんメモ) 備忘録です。気分次第で追加するので気にしないでください。解決したら回答も書き込むかも。
・5万円(or8万円)×所属鑑定士数=事務所ごとの納付金額。所属鑑定士数は「鑑定業務に従事する者」と規定。協会会員であるか否かを問わないとすると、人数の把握はどのように行うのか。申告制?過小申告のおそれはないか。
・事務所種別の変更(差額支払)はどの士協会窓口でも可能か?また支払れたら即時発効するのか?
・士協会PCのREA-Jireiは今まで通り「事例カードの全部が見られる設定」かどうか確認。印刷したけどやはりいらないという場合は返却可能?
・REA-Jireiシステムに、買い物カゴのある協会とない協会(大阪)があるが、全国に導入されるのか確認。
・新スキーム由来事例以外の資料(新スキーム以前の過去事例、賃貸事例等)の閲覧収入は士協会に帰属するはず。請求内訳が必要。引き落とし手数料の負担を連合会・士協会でどうするか。
・士協会入口での記名(誓約はシステム対応なので不要)は継続するか。その他事例もあるので必要?
・「REA-NET大阪」は存続か、全国統一の「REA-NET」として取り込まれるのか?
・「REA-NET大阪」独自コンテンツが存続する場合の課金方法について★
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今日はこんなところで。間違っている情報があったら教えてください<(_ _)>
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